2021年 今は建て時ですか?
良く聞かれる質問です。
正直、いつが建てたら得なのか、
人によって違うとしか言えないです。
私がマイホームを新築した10数年前は、
消費税は5%でしたし、
土地はすごく安かったし、
建物も今より安かったのですが
金利は今みたいに安くないし
(フラット35も3%前後だったのでは?)
住まい給付金等の優遇措置も無かったし。
正直比較するのが難しいです。
今家を検討されている30才の方は
私が建てた頃は高校生だっただろうし。
昔は良かったですね~といった所で
仕方ないし。私はご家族が思い立って
計画をしてみて、よし!やろう!!って
決めた時が最高のタイミングだと思います。
ちなみに令和3年、今計画されている方に
色々とある優遇措置をご紹介しますね!
使えるもの、使えないものもあるかも
しれませんので、検討している住宅会社さん
に聞いてみて下さいね!
1.住まい給付金
すまい給付金は、消費税率引上げによる
住宅取得者の負担をかなりの程度緩和
するために創設された制度です。
消費税率8%時は収入額の目安が
510万円以下の方を対象に最大30万円、
10%時は収入額の目安が775万円以下
の方を対象に最大50万円を給付されます。
住まい給付金のWEBサイトを参考にして下さい!
リンク先 国土交通省 住まい給付金ホームページ
上記サイトから自分がいくら受け取れるか
簡単シミュレーションが出来ます。
2.住宅ローン減税
住宅借入金等特別控除(住宅ローン減税)とは、
個人が住宅ローン等を利用して、
マイホームの新築、取得又は増改築等
(以下「取得等」といいます。)をし、
令和3年12月31日までに自己の居住の用に供した
場合で一定の要件を満たすときにおいて、
その取得等に係る住宅ローン等の年末残高の
合計額等を基として計算した金額を、
居住の用に供した年分以後の各年分の
所得税額から控除するものです。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1213.htm
住宅借入金等特別控除
(住宅ローン減税)の詳細
リンク先 国税庁
消費税率10%で住宅を取得し、
2019年10月1日から2020年12月31日まで
の間に入居した場合には、
控除期間が3年間延長されます。
1年間の控除額は最大40万円ですが、
法律で認定された長期優良住宅
・低炭素住宅は上限が50万円となります。
住宅ローン残高に対して1%が還付されると
金利0.5%で借りている人は得する計算に
なります。これを踏まえ、2022年度には
内容の見直しも検討されています。
3.住宅取得等資金贈与の特例
平成27年1月1日から
令和3年12月31日までの間に、
父母や祖父母など直系尊属からの
贈与により、自己の居住の用に供する
住宅用の家屋の新築、取得又は増改築等
(以下「新築等」といいます。)
の対価に充てるための金銭
(以下「住宅取得等資金」といいます。)
を取得した場合において、
一定の要件を満たすときは、
次の非課税限度額までの金額について、
贈与税が非課税となる制度です。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/4508.htm
直系尊属から住宅取得等資金の贈与
を受けた場合の非課税について
引用先 国税庁WEBサイト
簡単に説明すると、
住宅取得等資金贈与の特例を利用すると、
父母や祖父母など直系尊属からの贈与が
現状では最大1,000万円(一定条件を満たす
質の高い住宅ならば1,500万円)までが
非課税となり、110万円の基礎控除と併せて
最大1,610万円までの
贈与が非課税にする事が出来ます。
親の力は借りたくない!ってお気持ちは理解
できますが、相続税の基礎控除が2015年に
改定されてかなり少なくなりましたので、
この機会に非課税枠を利用する事をお勧め
致します。
*似たような制度で、相続時精算課税制度
という制度もありますが、こちらは
メリット・デメリットが複雑ですので、
こちらを利用される時は税理士さんか
ファイナンシャルプランナーさんに相談
される事をお勧めします。
簡単に利用しない方が良いかもしれません。
4.グリーン住宅ポイント制度
グリーン社会の実現および
地域における民需主導の好循環の実現等
に資する住宅投資の喚起を通じて、
新型コロナウイルス感染症の影響により
落ち込んだ経済の回復を図るため、
一定の性能を有する住宅を取得する物等
対して、「新たな日常」及び「防災」
に対応した追加工事や様々な商品と交換
できるポイントを発行する制度です。
利用できる方
グリーン住宅ポイントの概要
引用元 グリーン住宅ポイント事務局(国土交通省)
新築住宅で30万ポイント~100万ポイントを
頂ける制度。締め切りも2021年10月
(遅くとも)と書いてありますので、
早めに申請してくださいね!
5.まとめ
全国的にかわかりませんが、私の地元では
土地の価格はバブルか!って突っ込みたく
なる位高いです。材料の高騰もあります。
消費税も10%になって何か今は建てる
タイミングじゃないって見方も出来ますが、
それ以上にたくさんの優遇措置があり、
10数年前に建てた私から見ても、本当に
うらやましい限りです。
その外にも登録免許税や固定資産税、
不動産取得税の優遇も延長されていて、
今、検討されてる方もこういう制度をフルに
活用して素晴らしい計画にしていきましょう!