![](https://myhome-note.com/wp-content/uploads/2021/05/1083263-853x1024.jpg)
この記事を読めば、
住宅営業マンの常套句を知り、
相場よりも高額な費用を請求されたり
理想とかけ離れた家を建ててしまう
リスクを未然に防ぐ事が出来ます。。
ちなみに私はあんまり営業トークを
使わないタイプですが、
予想される営業トークをご紹介します!
マイホームって会社によって
商品も金額も違うし、
定価がある訳ではありません。
値引きしますと言われて、
なんだか得した気持ちがするかも
しれませんが、決して得をしていない
と考えた方が良いと思います。
ポテトチップスだったら、
コンビニより、ドラッグストア○○の方が
10円安かったとかあるかも
しれませんが、
家づくりにはそういう比較がないので、
判断が難しいと言えます。
うっかり乗ってしまいそうな営業マンの
常套句を書き出しますね!!
1.仮契約なのでとりあえず申し込みませんか?
![](https://myhome-note.com/wp-content/uploads/2021/05/2572868-1024x1024.jpg)
プラン変更は出来ますから、とりあえず
というお話を営業マンからされると要注意。
仮契約をしないとプランが進められない、
仮契約をしないと見積もりが出せない
言われる事もありますが、
全て会社都合でお客様都合
ではありません・・・。
仮契約だからキャンセル出来るとか、
仮契約金は返金できるとか、
そういう話でうっかり印鑑を押すと、
キャンセルするのに
時間がかかったり、
揉めたりする事に
なりますので要注意です。
「仮契約」「仮申し込み」
そういう言葉には要注意です。
2.この土地、今決断しないと売れてしまいますよ。
![](https://myhome-note.com/wp-content/uploads/2021/05/298809-1024x768.jpg)
このケースは本当に売れちゃう可能性も
ありますので、このトークが全て
悪い訳ではありませんが、
急かされて買うようなものでも
ありません。
本当に良い営業マンは
お客様の判断材料をしっかりご提示して、
判断をお客様に委ねる営業マンです。
例えば、
その土地をご決断する為に必要な材料
その土地にどんな家が建つのか
プランや配置計画、そして、いくらくらいで
計画ができるのか、資金計画。
そういう材料をしっかり揃えてくる営業
であれば信用できるのですが、
ただ決断を急がせる営業マンは
危険です。
「売れたら売れたで縁がなかったと
思います」
くらいの事を言っていいと思います。
どちらかと言うと、
「ご縁」が無かったのはその
土地ではなく、
営業マンの方かもしれませんね。
3.おめでとうございます!モニターに当選されました!
![](https://myhome-note.com/wp-content/uploads/2021/04/3930495_s-1.jpg)
この場所はすごく目立つし、
広告宣伝になるので、
会社からサービス出来る立地です。
とか。
先日、申し込んで頂いたキャンペーンの
2等が当たられてます!
とか。
内覧会をしてくれたら100万円分の
オプションがサービスされますとか。
そういうお話はほとんど営業トークだと
思って間違いないです。
先にも言いましたが、家には同じものも
定価もありません。
チロルチョコ20円が10円で
売ってたというのであれば明確に得ですが、
家の金額は各社が決めているだけですので、
本当の値引きが何なのかよくわかりません。
4.今月、決算なのでお値引きします。
![](https://myhome-note.com/wp-content/uploads/2021/05/413186_s.jpg)
これもよくあるトークですね。
車の業界でもありますが、車の方がまだ
わかりやすいです。
その車のメーカー希望価格が
あって全国で同じ金額ですので、
そこからの値引きとなりわかりやすいです。
プリウスが300万円、
決算時だから270万円で買った。
30万円得したという計算が出来ますが、
家の場合、同じ商品のものが無く、
本当に3,000万円なのかすらわかりません。
3,000万円のものを今月決算だから
300万円引きますと言われても、
元々2,700万円のものを
3,000万円と言っている
だけかもしれませんので、要注意です。
5.○○キャンペーンが今月いっぱいです。
![](https://myhome-note.com/wp-content/uploads/2021/05/4139943_s.jpg)
期間限定という言葉ですね!
今だから。今月中に。
●●日までに申し込んでくれたら
これだけお安く出来ます。
という営業トークです。
今月中だったら
ウッドショックの値上がり分を
何とか出来ますから。
というトークです。
何度も言いますが、
家のお値段はその会社が決めます。
裏話をしますが、
LIXILさん等のメーカーさんに
玄関ドアやキッチンのショールームを
見に行った方はわかると思いますが、
その玄関ドアに値札が付いてます。
営業マンが
「玄関ドアは30万円位の所から選んで下さい」
と言いますが、
お客様は「このドア素敵ね~」と言って
50万円と書かれた玄関ドアを選びます。
営業マンは
「○○様、20万円も上がりますが、
大丈夫ですか?」
と尋ねます。
お客様は「一生に一度だし、
玄関は家の顔だし、20万円アップでも
大丈夫です。他で削りますから」
すると、営業マンが、
「○○様にはいつもお世話になってますし、
20万円アップですが
1割引きにしておきますね。」
というと、お客様は
その営業マンに感謝してファンに
なっちゃいそうですよね?
でも、建設業界にいる人はすぐにわかる話なのですが、
その20万円はあくまでも定価です。
実際は玄関ドアのメーカーさんが、
住宅会社に提示するアップ額は
6万円~10万円です。
18万円も追加費用をもらった
住宅会社の利益率はとんでもないですよね。
大変言いにくい事ですが、
玄関ドアだけでなく全ての
商品でそういう事が可能になります。
常に定価で請求してくる会社は要注意です。
オプションだけで何百万円のアップ
なんて事になる可能性がありますので、
○○キャンペーンとか
に乗せられないようにしましょう。
6.低金利の今がチャンスです。
![](https://myhome-note.com/wp-content/uploads/2021/05/4456352_s.jpg)
低金利の今がチャンスです。
消費税が上がる前がいいですよ。
住宅ローン減税、今は13年です。
住まい給付金がある今が有利です。
グリーンポイントは今だけですよ。
その時その時の制度を利用して、急がせる
営業トークです。確かにその制度を利用した方
が良い時もありますので、一概にダメだという
お話ではないのですが、それにより
焦って契約してしまったとか、そういう後悔
にだけはならないようにしましょう。
消費税が8%から10%に上がった時も、
上がる前に契約しましょうトークがありましたが、
10%で契約した方がお得な方も多かったです。
色々な制度も利用しないといけませんが、
それより、自分達にとってのタイミングを
重視するようが良いと思います。
7.銀行が貸す金額なので返せますよ
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これは結構やばいです。
契約を促進するためのトークでは
ありませんが、
あまりお客様の事を考えていない営業マンの
典型的なフレーズです。
借入限度額を返せる金額と思っている営業マン
もしくは、思っていないくせに、
お客様に勧める営業マン。
本当に危険ですね。
お客様が無理なく払って行ける金額を予算と
するのではなく、銀行さんが貸してくれる
金額を予算として考える営業です。
こんな営業マンに当たったら何も知らない
お客様は将来苦労する事になる
可能性が高いです。
もちろんお客様も気づいて欲しい所ですが、
家づくり計画の時には金銭感覚が麻痺してる
事がありますので、なかなか気づきません。
でも、借入出来る額(借入限度額)を
「予算」だという営業マンは
信用できないと思って間違いないです。
8、まとめ
![](https://myhome-note.com/wp-content/uploads/2021/05/2580588-1024x1024.jpg)
今日は住宅営業マンの
常套句集をまとめてみました!
営業マンって口がうまい人が多いので
気を付けないといけません。
口がうまいのが悪い事ではないのですが、
お客様に一番わかってほしいのは、
「家に定価はない」
という事。
値引きやキャンペーン、サービス品が
本当に得しているのか
わからないという事です。
私だったら、
「当社は一切値引きはありません。
どのお客様も同じ金額です、
他社様としっかり比較して
お決め下さればと思います」
という会社、営業マンの方がよっぽど
信頼できます。
間違いなく言えるのは、
家の値引きは信用できません。