住宅ローンで気を付ける事。
たくさんあります。その中でも
一番最初に気を付けるべき事を
お話させて頂きます。
住宅ローンと言えば、
どの銀行にするか検討する際には金利とか
手数料とか団体信用生命保険とか、
借入可能額とか繰り上げ返済方法とか
色々比較検討して銀行さんを選ばれます。
それは良い事なのですが、意外と最近多くて
理解していない営業が多く、超重要なのが
夫婦が共働きで夫婦で借り入れをする場合。
最近、
夫400万円、妻400万円、世帯年収800万円
や
夫300万円、妻300万円、世帯年収600万円
とかのご家庭が多く、その場合の借り方が問題です。
借り方ってあるの??
借り方で後々大きなリスクになるかもしれません。
例えば
①収入合算で片方が連帯債務者となる場合
②収入合算で片方が連帯保証人となる場合
③ペアローン(たすき掛けローン)
という借り方があります。一般的には聞いた事
ないよーって方が大半。ここまで説明される
営業は本当に素晴らしいです。
1.連帯債務による収入合算
夫、妻の一方が主債務者、そして一方が
連帯債務者となります。連帯債務者とは
一緒に借りてる人という事で、どちらも債務者
となり、主債務者と同じように返済義務を
負います。どちらも債務者となります。
メリットとしては
① 住宅ローン控除を受ける事が出来る
② 住まい給付金も割合でもらえる
デメリットとしては
団体信用生命保険の加入が基本的には
主債務者だけという銀行さんが多いです。
2.連帯保証による収入合算
連帯保証は夫婦の一方が債務者として借りた
住宅ローンを、もう一方が保証する形となる。
連帯保証人は債務者がなんらかの理由で
返済できなくなったときに、
その返済を肩代わりしなければならない
という事になります。連帯債務と違って債務者
ではありませんが、同じような責任が伴います。
メリットは特にないように思います。
デメリットは
住宅ローン控除も住まい給付金も団信も
受けられないという事!
銀行によっては連帯保証人しかダメという
銀行さんもあるので要注意です!!
3.ペアローン
ペアローンとは、同一物件に対して複数の
債務者がそれぞれローン契約を行い、
お互いに連帯保証人になる借入方法です。
夫婦で2本の住宅ローンを組んで、お互いに
主債務者と連帯債務者となって保証し合う
事にります。
メリットとしては
① 住宅ローン控除を受ける事が出来る
② 住まい給付金も割合でもらえる
③ 団体信用生命保険も割合で入れる
デメリットとしては
① 融資の契約が2本になる為、
手数料や収入印紙が必要になる。
② 割合が明確になる為、片方の所得が変わって
もローン控除の割合は変更できない
4.まとめ
結局何が書きたかったと言いますと、
年収が同じくらいの夫婦の場合、
万が一、片方に何かが起こった場合、
団信という制度をきちんと活用できる
ようにしておかないとリスクが大きいと
いう事です。
このあたりは本当に難しい
ので、私のつたない文章力でご理解頂けない
可能性もありますので、特にご年収が夫婦
同じくらいという方はしっかりと相談される
べき内容となっています。
特に、連帯保証人しかダメっていう銀行さん
だったとしたら同じくらいのご年収の家庭
には適していない銀行さんと判断しても良い
くらいなのかなと思います。
ご夫婦で住宅ローンを組む方は是非ご参考に
してみてください!!
[…] https://myhome-note.com/housing-loan-note/268/ […]