マイホーム計画をやるべき時に
行う事といえば、保険の見直しです。
保険と言っても火災保険等、色々あります
が、見直すべきものは『生命保険』です!
家づくりを行う時には出費も多いし、
毎月のローンも大きくなります。
生命保険は初めて入社した会社で
保険会社の人から勧められて入ったまま
とか、親戚のおばちゃんに言われて
入っているとかそういう方も多いです。
住宅購入時は生命保険を見直すチャンス!
と思ってしっかり見直しましょう。
まずは自分が掛かっている保険がどんな
商品かをしっかり把握する事が大切です。
1.そもそも生命保険とは
生命保険とは生活を支える
父や母が亡くなったときに、
残された家族が生きていくのに
必要なお金を作ること。
例えば世帯主でる夫、子育て主婦の妻、
幼い子ども2人の世帯なら、
夫が死亡したあとに妻と子どもが
生活していけるだけの金額(必要補償額)
を確保する事が加入の目的となります。
必要補償額を考える際には
金額はケースによって異なりますが、
次のようなお金が必要とされます。
- 食費や光熱費・衣料費などの生活費
- 住居費(賃貸ならば家賃、持ち家ならローン)
- 子どもの教育費
- 葬儀・相続等の費用
これらの金額から入ってくるお金と
自己資金を差し引いたものが
必要保障額になります。
2.自分が加入している保険をチェックする
①自分(妻)が万が一無くなった時
死亡保険金はいくら出るのか?
②自分(妻)が病気になった時
1日いくら保険が下りるのか?
等、チェックする項目はたくさん
あります。
毎月いくら保険を掛けているのか、
それは掛け捨てか、貯蓄型か等
まずは保険証書を出してチェックする。
そして、分からなかったら
加入している保険会社さんに聞いてみる、
もしくはFPの先生に確認してもらう事
が大切です。
現在加入している保険会社さんに聞いたら
保険の更新とか言われて新しい商品を
ご紹介される事がありますが、一旦それは
お断りして今回の保険の見直しの趣旨と
反しない様にしましょうね^^;
3.マイホーム購入時に保険を見直す理由
マイホーム購入時に生命保険を見直す
理由としては大きく2つあります。
一つは
①団体生命保険制度に加入する事
団体信用生命保険とは住宅ローンを
借りている間に借主(夫か妻)が
万が一お亡くなりになったりした際、
住宅ローンの残りが保険で返済される
という保険です。
この事により、上記の必要補償額から
住居費の一部を引いて計算する事が
出来る為、生命保険の死亡保険金を
見直す事が出来るという事です。
過剰に入って毎月の保険金を増やすより
住宅ローンを減らすという方が良い
ケースもあります。
注意点は持ち家でも修繕費や固定資産税
等の支払いもあります。必要補償額から
住居費をすべて無くしてしまって計算
しないようにしましょう!
②医療保険の充実
団信の基本的な保障内容は
「死亡・高度障害」で、「死亡時」と同じような
扱いで保険が下りる事がほとんどですが、
その他の最新の特約を付けて保険料を
支払ってより多くの保障を付加する
ことも可能です。
特に近年は死亡より病気やけがによる
「働けなくなるリスク」が大きいと
考える人も多く、特約の種類が
豊富になっています。
上記の内容で、死亡保険金は必要補償額を
考えて下げる事を見直す必要があり、
病気で働けなくなった時も住宅ローン
の返済は続きますので、医療保険の1日
あたりの保険金額は住宅ローンを含めて
見直す必要(上げる可能性)があります。
4.団体信用生命保険のお勧め特約
①がん保険
②3大疾病特約
③7大疾病特約
④全疾病特約
所定のガン、急性心筋梗塞と脳卒中により、
所定の状態が継続した時に住宅ローン
の残高が0円になる特約もあります。
最近では色々な病気も増えた為、
全疾病型も多くなってきました。
団体信用生命保険も特約を充実させると
その分、金利も上がりますので
どこまで充実させるかは検討が必要です。
5.保険の見直しのポイント
①生命保険(死亡保険)に多く加入
している人は団体信用生命保険で
賄える「住居費」の一部分は
減らす事を考えましょう!
②医療保険(入院時等)を少なく加入
している人は住宅ローンの支払い
も含めて1日あたりの保険額が
不足しないか検討しましょう。
③団信は住宅ローンの主債務者
が入るケースが多いので、
共働きの場合は奥様の死亡保険、
医療保険の見直しも行いましょう。
④保険はたくさん入っている事が
悪い事でもありませんが、
困った時の為の「保険」ですので、
今の状態が正しいのか確認する事
が大切です。保険貧乏にならないように
FP等にチェックしてもらいましょう。
⑤マイホーム購入して毎月のローン
も増えます。保険もしっかり見直し、
保険貧乏にならないようにしましょう。
6.まとめ
生命保険は一度加入すると
なかなか見直す機会もなく、
『ただ毎月3万円支払っている』
『死亡したら保険金はいくらか?』
『入院したら1日いくら出るのか?』
『掛け捨てか貯蓄型か』
等、加入している保険を詳しく
しっている人が意外と少ないです。
良く考えるとおかしいですよね!
月3万円と言えば、年間36万円。
20歳で加入して70歳まで継続すると
50年の支払い・・・。
総額1,800万円の保険料となります。
加入していて、50年間健康だった場合、
1,800万円が掛け捨てとなってしまいます。
何かあった時の保険ですので、それも
仕方ありませんが、それでも適正な加入が
必要だと思います。
マイホーム計画時は保険を見直す
機会となります。是非、この機会に
ファイナンシャルプランナーに相談して
保険を見直してみましょう!
専門家FPに無料で保険相談出来る
「保険のトータルプロフェッショナル」さん
です。相談料無料ですので、
一度、保険の見直しを検討下さい!