仕事をしていて、失敗したり、
プライベートでも色々失敗したり
する事もあります。
失敗するのが好きな人は
いないと思いますが、
『失敗は成功の母』
だったり、『三度目の正直』
だったり、失敗から成功につながる
ことわざもたくさんあります通り、
失敗を恐れず挑む事が間違いなく
成長につながります。
個人の成長しかり、企業の成長しかり
わかりやすくいうと何もしなければ
失敗もしません。
チャレンジするから失敗するのです。
チャレンジについて素敵な言葉が
ありますので、ご紹介しますね！！
私はいつも参考にさせて頂いています。
１．薩摩の教え 男の順序（人間の順序）
薩摩藩の礎をつくった島津義弘公の教え
男の順序（評価）を表しておられます。
その順序がこちら。
１．何かに挑戦し、成功した者
２．何かに挑戦し、失敗した者
３．自ら挑戦しなかったが、
挑戦した人の手伝いをした者
４．何もしなかった者
５．何もせず、批判だけしている者
６．何もせずに批判するだけではなく、
足を引っ張る者
いかがでしょうか？
自分自身で評価してみましょう。
自分の周りにこんな人はいますか？
私はコロナ禍で趣味も出来なくなって
しまった為、ブログにチャレンジしました。
小さなチャレンジですが、それだけで
１か２ですね！！
失敗しても2番目にすごい奴です。
ちなみに、
島津義弘公は戦国武将で、朝鮮出兵では、
明軍や朝鮮軍に「鬼島津」と恐れられて、
豊臣秀吉や徳川家康にも武勇を讃えられた
すごい方です！！
そのすごい方が考えたこの思想は本当に
素晴らしいと思います。
会社でも何かにチャレンジして失敗した
人を心から尊敬し、奨励する会社
だったら、社風も良くなり、
業績もどんどん上がると思います！！
２．良い失敗
失敗にも良い失敗と悪い失敗が
ありますので、ご紹介しますね！
良い失敗は、
新しい事にチャレンジ（挑戦）して
失敗してしまう事。
未知の分野に挑む時は、すべての
失敗を予防する事はできません。
だって、未知の分野だからです。
どんなに細心の注意を払っても、
どんな失敗が起こるか予測が出来ません。
そういう失敗は次に活かす事が出来ます
ので、成長出来る失敗と言えます。
３．悪い失敗
悪い失敗は、
本人の不注意だったり、準備不足、
手抜き等、本人の努力不足や
周囲に与える影響が大きい失敗です。
こういう失敗は1度はきちんと
説明して、理解させるように教えます。
ただ、2度目も同じような失敗を
起こしてしまった場合はきちんと
叱り、何らなのペナルティを課す
必要があります。
そうして本人に失敗の自覚を芽生え
させて、再発防止につなげます。
４．失敗を学ぶ文化を育てよう
失敗を奨励する会社があります。
たとえば、失敗やヒヤリハット例を
出してもらってみんなで共有する。
出してくれた社員にはきちんと評価し、
その失敗事例を他の社員が学び、
同じ失敗をしないように活かす。
全力でチャレンジして失敗した社員を
表彰したり、評価したり、リーダーに
抜擢したりする。
若手社員が、失敗してもいいんだ！って
いろんなことにチャレンジする社風が
出来れば、社員の失敗は経営資源と
なります。
失敗を奨励し、チャレンジし続ける
企業になる事が、アフターコロナを
生き抜く企業となるのではないかと
思います。
企業とか、大きな事いっちゃいましたが、
要するに、失敗を笑い合える会社の方が
楽しい！って事を言いたかっただけです。
５．まとめ
子育てでも同じことが言えますね！！
子どもが転ばないように、
目の前の石ころ（障害）を除いて
もらって育った子ども。
または、転んで怪我して痛かったから
次は転ばないように自分で石ころを
よける子ども。
どちらが、正しい成長でしょうか？
宿題を忘れないように毎日チェックして
あげる親。
宿題を忘れて先生に怒られて
恥ずかしかったから忘れないように
チェックする子ども。
子育ても、部下や後輩の教育も同じです。
失敗は誰にでもありますし、失敗しない
人生なんてありません。
大きな失敗、小さな失敗、失敗を経験して
人間力を養う事もあります。
私もせっかく知り合った仲間なので、
薩摩の教えのように挑戦して失敗した人を
奨励し合える仲間になりたいと思います。
挑戦して失敗した人を笑ったり、
挑戦してる人の足を引っ張るような
人間にだけはならないように
しましょうね！！
